地区協議会であいましょう!

【大阪地区協議会】勉強会を開催

地区協議会であいましょう!
【大阪地区協議会】勉強会を開催

2025年6月14日(金)、フード連合大阪地区協議会では、エル・おおさかにて勉強会を開催しました。今回は9単組から10名の組合員が参加し、フード連合本部より岡和希 産業政策局長を講師に迎えて、労働組合と政治のつながり、フード連合の政策活動、そして今夏に控える第27回参議院選挙について学びました。
冒頭の「労働組合と歴史」に関する講義では、働く人々の権利を守るために長年積み重ねられてきた運動の歴史や、そこにある「声を上げることの大切さ」に改めて気づかされました。過去の闘争があったからこそ、今の労働環境や制度があることを実感し、「組合活動を未来につなげていく責任」を考えるきっかけにもなりました。
続いて「フード連合の政策推進」については、食品産業における取引慣行の改善や、リードタイムの適正化など、現場の声をもとにした政策提言の具体的な取り組みが紹介されました。中でも「取引実態調査」の事例を通じて、働く人たちの声が政策や法制度に反映されているプロセスを知り、私たちの意見にも力があるという実感が持てたという声が多くありました。
また、後半では「第27回参議院選挙」に関する内容にも触れ、労働組合がなぜ政治と関わるのか、なぜ推薦候補を支援するのかといった点について、わかりやすい説明がありました。「政治は遠い存在」と思いがちな中で、自分たちの生活や雇用を守るために政治参加が不可欠であるという話に、多くの参加者がうなずいていたのが印象的でした。
少人数ながらも、講義後には積極的に質問が飛び交い、意見交換も行われるなど、非常に活気ある学びの場となりました。参加者からは「難しそうに思っていた政治の話がぐっと身近に感じられた」「現場の声が社会を動かしていると知ってやる気が出た」といった前向きな感想も多く寄せられました。
今後もこうした勉強会を通じて、組合の基礎を学ぶだけでなく、組合員同士がつながり、共に考える場を大切にしていきたいと思います。ご参加いただいた皆さま、そしてご講義いただいた岡局長、本当にありがとうございました!

<フード連合の仲間へひとこと>

「政治には無関心でも無関係ではいられない。」とよく聞きます。この言葉を改めて実感した一日でした。

<参加単組名>

BATJ労働組合、全日本たばこ産業労働組合、奥本製粉労働組合、敷島製パン労働組合、明治労働組合、日本ハムユニオン、日清シスコ労働組合、グリコユニオン、不二製油労働組合