プレスリリース

「ピースアクションin根室」を開催しました(9月6日~7日)

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「ピースアクションin根室」を開催しました(9月6日~7日)

 北方領土とは、ご存知の通り、択捉、国後、色丹、歯舞群島の四島をさし、日本固有の領土です。しかし、旧ソビエト連邦に不法占拠されて、今年で80年が経過しました。北方領土の元島民であっても自由に上陸できない、北方四島周辺の海域では自由に操業できないなど、現在もさまざまな問題が生じています。

 フード連合は、平和を考える行動の一環として、「ピースアクションin根室」を毎年連合の取り組みと連携して開催し、戦争を体験した世代が少なくなっていく中、現地で直接ふれることで平和を考える取り組みを行っています。 今年も連合「2025平和行動in根室」にあわせ、9月6日(土)~7日(日)に開催し、7単組1地区協25名が参加しました。

 

連合2025北方四島学習会にて

 第1日目(9月6日)は、「連合2025北方四島学習会」(於:根室市総合文化会館)に参加しました。学習会は、①「北方領土をめぐるこれまでの議論と北方領土根室研究会のこれまでの取り組みについて」(北海道根室高等学校 北方領土根室研究会)の講演を受けた後、②「映画『ジョバンニの島』」を鑑賞し、北方四島に関する理解を深めました。

 

連合2025平和ノサップ集会にて

 

 第2日目(9月7日)は「連合2025平和ノサップ集会」(於:納沙布岬:望郷の岬公園)に参加しました。北方領土問題や元島民の方々の「故郷に戻りたい」という願いを自らの心に刻み、平和運動の輪を広げて、連合全体で北方四島の一括返還が実現するまで北方領土問題に粘り強く取り組んでいくことを確認しました。 


 

 

 2025年の一連のピースアクションの取り組みは、今回の根室で幕を閉じました。そして、「平和への思い」は、2026年6月の沖縄へと継承されます。6月沖縄、8月広島・長崎、9月の根室で、「平和への思い」を語り合い、そして、未来へと繋げていきましょう。