プレスリリース
フード連合2025春闘共闘推進集会を開催しました (2024年12月23日)
2024年12月23日(月)に「2025春闘共闘推進集会」を対面・WEB併用にて開催しました。本集会は2025春闘における共闘体制の強化と加盟単組内での要求策定議論や交渉戦略の材料収集に寄与することを目的としており、31単組の代表者が参加し、積極的な情報交換・意識共有を行いました。
冒頭、フード連合本部 伊藤会長より、「今日まで春闘が70年続いてきたのは、単なる個別労使の賃上げ交渉に留まらず、働く者が、生活向上を目指し共闘し、社会に訴え行動してきたからであり、その行動に大手も中小もない」と主催者代表挨拶がありました。次に連合総合政策推進局 仁平総合局長より「連合 2025春季生活闘争方針」と井出労働政策局長より「フード連合 2025春季生活闘争方針(案)」等についての講演がありました。
その後、4グループに分かれ、「フード連合2025闘争方針素案(賃金引上げ)に対する自組合の捉え又は議論状況」や「自組合における2025春闘の賃金引上げに向けた現時点での主な交渉材料」等をテーマとして、活発な意見交換を行い、グループディスカッション終了後に、内容の全体共有を行いました。
最後にフード連合本部 井出労働政策局長より、「共闘の精神は、労働組合活動の原点であり、これからもその重要性を再認識する必要があります。本日の共闘推進集会を通じ、特に同業他社との比較が経営層にとって大きな関心事項であることを改めて感じました。こうした経営者がアクセスしづらい情報を労働組合が収集し、信頼関係を築きながら交渉に役立てていくことは、個別労使に役立つだけでなく業界全体の発展に繋がると確信しています。
これまで以上の情報交換や共有を通じて、食品関連産業の発展のためともに取り組んでいきましょう」と纏めの挨拶があり、閉会となりました。