プレスリリース
フード連合2023年度「賃金分析セミナー」を開催しました!
2024年8月3日(土)、フード連合2023年度実施計画に基づき、「賃金実態調査に関する基礎知識や分析手法、活用方法等を学ぶ」ことを目的に「2023年度 賃金分析セミナー」を対面・WEB併用開催し、15単組20名が参加しました。
本セミナーは、2部構成とし、まずフード連合労働政策局より「賃金の基礎知識・賃金実態把握の必要性」をテーマに講演を行いました。続いて、労働調査協議会の加藤事務局長より「賃金データの分析について」をテーマに、賃金実態の分析に関する知識から実際の分析作業にあたってのExcel操作方法まで、Excelの実技も交えて講義を頂きました。
参加者アンケートでは、「賃金分析などの必要性について2025春闘要求を検討するにあたり自単組に持ち帰り説明できると感じた」「賃金実態把握のための基本的な技術が参考になった」「グラフ作成時の5項移動曲線の使用方法など今回理解できた」など、今後の賃金分析に向けた前向きな意見を多く頂きました。
なお、当セミナーの講義資料については、フード連合ホームページの以下のリンクに保存してありますので、参加できなかった単組はご活用ください。(不明点があれば労働政策局までお問い合わせください)
https://jfu.or.jp/org/archives/jujitu?d=02acfb6158126f8643972862eecf3df9
今年行われた春闘では、前年にも増して「賃金」への社会的な注目が大きく、多くの組合で高い水準の賃上げが行われました。そのため、自社の賃金がどのように変化しているかなど、確認・分析していく必要性が高まっています。2025春闘を充実したものとするためにも、改めて、賃金分析を通じて自労組の賃金の課題を把握し、労使交渉に向けた戦略を立てて行きましょう!