プレスリリース

「令和6年能登半島地震」連合 被災地救援活動(第9クール)に参加しました

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「令和6年能登半島地震」連合 被災地救援活動(第9クール)に参加しました

2024年1月1日に発生しました能登半島地震により被災された方々に対し、心よりお見舞いを申し上げます。

連合は石川県能登地方を震源とする地震への救援ボランティア活動について、構成組織・地方連合会に参加を募り現在も継続して石川県へボランティア派遣を行っています。フード連合においてもこの協力要請に応じ、第3クールに引き続いて第9クール・5月19日(日)~25日(土)の期間において、加盟組織である雪印メグミルク労組、キリン労組、サッポロビール労組、全日本たばこ産業労組、そしてフード連合本部 武下 総務局長の計5名により、第9クール救援ボランティアとして支援活動を行って参りました。

第9クールからは、人数を拡大するとともに活動の場をより被害が深刻な輪島市と珠洲市に移し、これまでのニーズ調査等をもとにした、被災者の方々からの個別依頼に1件1件応じることで、より具体的な支援へと繋げて参りました。活動内容としては「瓦礫等の撤去作業」「道路側溝に溜まった津波土砂の撤去作業」「被災家財の撤去作業」をはじめ、作業と並行した「被災者の方々とのコミュニケーション」も大切にしながら、被災者の方々の心に寄り添うことを念頭に取り組みを進めました。支援活動を通じ、被災者の方々の中には泣いて喜ばれる方もいらっしゃり、改めて人とのつながりをメンバー全員が感じていました。

取り組みを進める中、輪島市・珠洲市の被害は想定以上に深刻であり、フード連合が活動した珠洲市では水などのライフラインが未だ供給されていない地域も多く、仮設トイレの不足や道路整備の課題も含め、復旧・復興に向けてはまだまだ相当な時間が必要であることが、現地のボランティアセンター(社会福祉協議会)でも想定されています。

地震発生から5か月余りが経過していますが、ボランティア等の支援活動人数の少なさが引き続きの課題となっているようです。その課題に少しでも尽力すべく、フード連合では来月6月の同取り組みに引き続き救援ボランティアを派遣予定となっております。

加盟組合の皆さんをはじめとした、被災地の復旧・復興に向け、全国の仲間の団結と連帯の力を活かし、決して風化させることのないよう、それぞれの立場で出来る被災地支援を呼び掛けて頂くなど、ご協力をお願い申し上げます。