2023年1月14日（土）、フード連合2022年度実施計画に基づき、春闘の意義や、要求策定から交渉、収拾に至るまでの取り組み手法を学ぶ「ＨｏｗＴｏ春闘セミナー」を、新任組合役員（1～2年目）を対象として、22単組34名が参加のもとWeb開催しました。

冒頭、小泉労働政策局長による主催者代表挨拶の続き、「春季生活闘争の基礎知識」「団体交渉の進め方」の２テーマについて講演を行い、春闘の歴史や取り組む意義、団体交渉の定義から進め方などについて、参加者とのコミュニケーションも交えながら、労組役員として知っておくべき基礎知識について学んでいただきました。

その後、フード連合本部役員を交渉相手（会社側）とした模擬団体交渉を行いました。模擬団体交渉は、要求内容を「ベースアップ9,000円」とし、会社が「増収増益」したケース、「増収減益」したケース、「減収減益」したケースの3パターンを設定して実施しました。交渉の前段では6グループに分かれて模擬執行委員会を実施し、戦略を練った上で、模擬交渉に臨みました。

参加者アンケートでは、「春闘交渉を進める上で事前準備の重要さが理解できた」「自労組での団交に向けて良いシミュレーションになった」などの意見が多くあり、来たる2023春闘に向けて、必要な基礎知識の習得はもちろん、今後、春闘に取り組んでいく上での気づきの機会することができたようです。

当日、使用した資料については、ホームページ内の以下の場所に保存してありますので、今回参加できなかった方や、単組の学習にもぜひご活用ください！

https://jfu.or.jp/org/archives/jujitu?d=5baf76d61ee3278eb3eed0cff5beb7a2