プレスリリース

「沖縄の過去と現在を見聞し、未来に向けて平和の尊さとは何かを学ぶ」~ピースアクションin沖縄2022.6.21~23~

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「沖縄の過去と現在を見聞し、未来に向けて平和の尊さとは何かを学ぶ」~ピースアクションin沖縄2022.6.21~23~

沖縄は、太平洋戦争の折、日本で唯一住民を巻き込む地上戦があった地です。日米両軍兵士だけではなく、民間人が戦闘に巻き込まれ、多くの尊い命が失われました。
 フード連合では、平和を考えるための行動「ピースアクションin沖縄」を毎年開催していますが、この間のコロナ渦の影響で従来の参加人数を半数に設定したうえで、3年ぶりに現地で開催し、全国から29名(12単組)が参加しました。
 1日目「平和を考える学習会」では、アメリカ軍が撮影した沖縄戦当時の記録フィルム「1フィート」を見て、その実相を学びました。
 

前泊 博盛氏

続いて、沖縄国際大学教授の前泊 博盛氏から、「 復帰50年~沖縄が問う日本の憲法、主権、安保、地位協定~ロシア・ウクライナ戦争と中台危機の中の日米安保体制」をテーマとした講話があり、参加者は沖縄における多くの問題点を含む不平等協定や、基地問題などに、正しく向き合うことの必要性について理解を深めることができました。


2日目は、77年前激戦地であった南部戦跡(嘉数高台、糸数壕(アブチラガマ)、平和祈念公園、平和記念資料館、ひめゆりの塔、ひめゆり平和祈念資料館、魂魄の塔)を歩き、過去と現在の追体験をしました。

2022ピースアクションin沖縄集合写真

3 日目は、連合主催「連合2022平和オキナワ集会」に参加しました。集会では、「沖縄の施政権返還50年と日米地位協定」をテーマとし明田川 融氏の講演後、平和式典が開催されました。フード連合からの参加者を含め、地元沖縄県のみならず全国から700名を超える人々が参加し、平和を祈念しました。
 「ピースアクション」は、8月の広島、長崎、9月の根室へと続きます。