プレスリリース

2020年度「フレッシュ役員セミナー」を開催しました (2021年4月17日)

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2020年度「フレッシュ役員セミナー」を開催しました (2021年4月17日)
佐藤事務局長より、東京大学での祝辞内容を「労働組合」に置き換えて説明

4/17(土)、2020年度「フレッシュ役員セミナー」がWeb開催されました。昨年度の同セミナーがコロナ禍で中止になったこともあり、今年度は本部・支部問わず1~2年目の役員を対象に、場所を問わずどこからでも参加出来るというWeb開催の特性を活かし、当日は全国各地から30単組74名の新任役員が参加しました。
 前半はフード連合佐藤事務局長より「企業別・産業別労働組合の役割について」と竹澤組織・中小局長より「男女平等参画の推進について」の講演があり、上野千鶴子東京大学名誉教授による2019年の東京大学入学式での祝辞を引用し、『学内に多様性がなぜ必要かと言えば、新しい価値とはシステムとシステムのあいだ、異文化が摩擦するところに生まれるからです。』という箇所に代表されるように、大学を労働組合あるいはフード連合に置き換えた場合、皆さんと追及したいこと・考えたいことが表れているという話には、参加者から印象的だった、感銘を受けたといった声が寄せられました。
 後半はj-union株式会社の野村麻希子氏を講師に迎え、「オンライン会議の進め方(基礎知識編)~ファシリテーター&サイドワーカーになろう!~」と題し、コロナ禍で急増したオンライン会議において、進行役として合意形成や課題解決を促進する手法について学びました。また、グループワークを通して参加者同士が交流することも出来、質疑応答ではオンラインでの会議に抵抗感を持っている組合員に対して、積極的にWebを活用してもらうにはどうすれば良いか?との質問があり、様々な機能を一気に使おうとせず、まずはWeb通話でも円滑にコミュニケーションがとれることを目標とすると良いというアドバイスを頂きました。

参加者みんなでオンライン会議に役立つ手法を身振り・手振りを使って実践

参加者からは『オンラインでの組合活動が増え、良好なコミュニケーションの取り方に迷いがあったので、大変参考になりました。』や『人に意見を出してもらえる工夫やテクニックを学ぶことができ、オンラインだけでなく、対面でも使えるような知識を学ぶことができました。』といった感想や報告もあり、新任役員の皆さんにとっては組合役員としての見聞やスキルなどを得られたセミナーとなりました。