プレスリリース

フードドライブの贈呈式を実施しました! (2021年3月9日)

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フードドライブの贈呈式を実施しました! (2021年3月9日)
フードライブ贈呈式 伊藤会長からチャールズCEOに贈呈

3月9日、フード連合本部は、「2021春季生活闘争食品労働者総決起集会」(2月28日 Web開催)に併せて実施をした「フードドライブ」によって、加盟組合から支援いただいた食品(受付期間:2月18日~2月25日)をセカンドハーベスト・ジャパン(以下、2HJ)に寄贈しました。
贈呈式では、伊藤会長からチャールズCEOに食品を贈呈し、写真撮影を行いました。
加盟組合から集まった食品は、昨年の24箱を上回る30箱となりました。
加盟単組における展開事例としては、「今回を契機に、廃棄品となりそうな商品の寄贈を会社に働きかけた」や「フードバンク団体と個別に連携し、ツールの提供を受けて、事業所にフードドライブのブースを設置した」など、創意工夫のなかでご展開いただきました。
多くの皆様のご協力、誠にありがとうござました。

寄贈した食品

また、贈呈式の後には、フードバンク活動の直近の状況や一昨年成立した「食品ロス削減推進法」の効果・影響を踏まえた必要な政策についての意見交換を行いました。新型コロナウイルスの影響による“巣ごもり需要”で、レトルト品や乾麺などの余剰(=寄贈)が減った一方で、お土産品や業務用の食品が増えている傾向にあるなどのお話しを伺いました。食品を取りに来られる方も2倍から2.5倍程度にまで増加しているとのことでした。

食品を寄贈するということのみならず、本企画を実施することを通じて、多くの方々に食品ロスやフードバンクの現状を知っていただき、一人ひとりが行動に移すきっかけとなれば幸いです。
フード連合は、食品関連産業に集う労働者として、引き続き食品ロス削減に向けた取り組みを進めていきます。ご理解・ご協力の程よろしくお願いいたします。


フードドライブとは?
家庭で余っている食べ物を持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設等に寄付する活動です。

セカンドハーベスト・ジャパンとは?
日本でのフードセーフティネットの構築を目的として、食品企業の製造工程で発生する規格外品(包装における破損や印字ミス)など、食べ物としての品質には問題ないが、通常の販売には支障がある食品・食材を、食品メーカーや小売店等などから引き取って、福祉施設等へ無償提供するボランティア活動を行っている日本初のフードバンク団体(認定特定非営利活動法人)です
日本ではセカンドハーベスト・ジャパンが最も規模が大きく、2012年の食品取扱量は3,152トンとなっています(http://2hj.org/)。

以 上