６月１日（土）福岡市・リファレンス駅東ビル会議室にて、九州醤味労連（＝醤油味噌部会から更に派生した九州地区組合の共闘組織）による、2025春季生活闘争の総括会議が開催されました。
　当日は、７組合より17名が集い、部会長とブロック局長も来賓として出席。労連議長と部会長、局長のあいさつの後、各組合より今春闘の結果及び経過報告が行われ、今春季生活闘争は、皆が掲げた目標にむかって最後までかなり粘り強く交渉を行った旨の詳細共有がなされました。今春闘のハイライトは、8,000円～9,000円台での最終着地もチラつく組織も少なくないなかで、同じ九州地区で横の繋がりで共闘する九醤味加盟組合同士の譲らない共闘姿勢が、背中の組合員たちの強い連帯を引き出すとともに、会社への交渉力を大きく高めることに繋がったというシーン。このようなプロセスを経て、（結果として）多くの単組で昨年以上の成果と総額10,000円を超える賃上げの獲得に繋がったことは、（九州醤味労連にとって）2026春闘に繋がる価値ある労使の営みとなりました。会議の後段では、次期への課題などを盛り込んだ総括を確認しつつ、これから交渉を始める単組への終結企業としての全面的な協力姿勢を伝えるシーンも生まれるなど、九醤味の力強い共闘と団結を再確認する場にもなりました。
　引き続き、春闘交渉に力を尽くしている組合の皆さま、最後までともに頑張りましょう！