2024年9月21日（土）～9/24（火）にかけて、バンコク（タイ）にて、2019年以来の海外労働事情視察を実施しました。IUF-JCCご協力の下、ミャンマーからの移民労働者との意見交換とイオンタイランドの経営との意見交換を行いました。

この活動の目的は、各企業が拠点として進出している現地の状況を理解することや、海外の労働運動を理解し、参加者の組合活動の幅を広げることなどです。

ミャンマーからの移民労働者との意見交換では、非常に過酷な経験談など、隣国で働くことの苦労について話を伺いました。ただ、多くの方が前向きに生活していることに我々も励まされるとともに労働運動の大切さを知ることができました。イオンタイランドの経営との意見交換では、実際の店舗視察と共に、タイでの経営の苦労や労使関係について確認しました。タイに進出して40年、日本企業が現地の方々の生活に根付くまでの努力や、文化の異なる従業員との関りなどについて学びました。

＜フード連合の仲間へひとこと＞

ネットなどの普及で遠方の状況を簡単に知る機会は増えましたが、実際に訪問し体験することで多くの学びを得ることができると考えます。今回の得た知識をもとに労働運動の理解を深め、日本並びに世界の食品関連産業の発展に努めていきたいと思います！

＜参加単組名＞

ニチレイ労働組合、マルハニチロユニオン、ニッスイアドベンチャークラブ、宝幸ユニオン、テーブルマーク労働組合、IUF-JCCより11名