2024年6月3日（月）-5日（水）の二泊三日で長崎県五島市福江島を訪問し、再生エネルギーに関わる自治体や企業との連携、業界全体を盛り上げるためのブランディング、食肉産業の現状等について学んできました。到着後まず、部会長より今回の視察研修の意義・目的についてお話いただいた後、「五島つばき蒸留所」様より、GOTOGINの誕生までの物語やブランディングについてご講演いただき、実際に蒸留所を見学させていただきました。

二日目は五島市役所にて、未来創造課ゼロカーボンシティ推進班の方より浮体式洋上風力発電施設の取り組み内容、畜産課の方より五島牛の現状についてご説明いただいた後、船をチャーターし浮体式洋上風力発電施設を近くで見学させていただきました。五島牛に関しては「山口ファーム」様を視察させていただき、経営状況や課題についてお伺いした後、餌やり体験や五島牛を試食させていただけたことで、五島牛に対する理解をさらに深めることができました。２日目の夜には参加者全体で今回の視察研修の振り返りや気づきの共有を行い、各単組における今後活動や自身の行動につなげていくことを意識合わせしました。

＜フード連合の仲間へひとこと＞

本やインターネットから学べることももちろんありますが、実際に現地を訪れ、そこで携わる方の表情や熱量を直接感じることでしか得ることができないものがあるとあらためて感じました。

今回の視察研修で得た気づきは人それぞれ異なりましたが、それぞれが得たものを各単組に持ち帰り、産業課題について考えるひとつのきっかけになることを願っております。

＜参加単組名＞

ジャパンファーム労働組合、ナンチク労働組合、日本ハム食品労働組合、南日本ハム労働組合、林兼労働組合、日本ハムユニオン、伊藤ハム米久労働組合、、、、、、計７組合（１７名）