「2026春闘、労使交渉も佳境へ、最後まで頑張ろう!」
2月28日に、アメリカとイスラエルによるイランへの軍事攻撃の開始から、約2ヶ月が経過しました。ホルムズ海峡の封鎖による中東情勢の悪化などにより、日本市場への影響も少なくありません。私たち食品関連産業を取り巻く環境についても、時間を追うごとに変化が生じてきており、例えば、ナフサの価格上昇に伴う素材価格の上昇で、食品包装材のコスト高も見られるなど、現状の中東情勢が長期化すればするほど、企業の収益にマイナス影響をもたらすリスクも低くない状況が続いています。一刻も早い、事態の収束は勿論のこと、刻一刻と変化する状況に対して、適切な経営判断がなされることも願いながら、引き続き、注視してまいります。
さて、そのようななか、フード連合の2026春闘においては、職場の組合員の生の声も背景に、執行部の奮闘もあり、昨年を上回る堅調な進捗となっています。
最新の回答集計(4月17日公表)によれば、
~ 賃金引上げ:総額・加重平均 【149組合】 ~
≪全体≫ 16,839円(5.14%) 昨対比+189円
≪300人以上≫ 17,269円(5.15%) 昨対比+238円
≪300人未満≫ 13,848円(4.97%) 昨対比+255円 となっています。
単純平均で見れば、昨対比で+500円程度となりましたし、ベースアップ集計に目を転じれば、100人未満において、昨対比で+800円程度となるなど、賃上げの裾野が広がっていることが見て取れますし、それを肌でも感じています。
尚、連合との比較では、「全体:同水準」「300人未満:+500円程度」となっており、大手と中小のギャップがあることは否定できないものの、「中小の健闘ぶり」が示される結果となりました。山場以降、中東情勢の悪化があったにも関わらず、中小組合などによる粘り強い労使交渉が継続できており、未来を切り開く労使の英断によって、過去最高額であった昨年を更に上回る賃上げ結果となっています。
懸命に交渉を続ける未解決組合の皆さん、粘り強く戦い抜かれることを強く願っていますし、本部・部会・地区協・グループなどが一体となった後押し・支援を継続してまいります。ゴールデンウイーク明けには、4月30日締めの回答集計が発表されます。遠く離れていても、最後の最後まで、ともに頑張りましょう!
※添付の写真は、本部メンバーによる中小労組春闘推進会議の様子と、本部メンバーによる団結頑張ろう!です。
以上