こんなリーダーでありたい
9月の定期大会で伊藤敏行前会長の後を継いで、会長となりました津崎です。出身労組は、醤油味噌部会、キッコーマン労働組合です。
労働組合の役員となってから16年、中央執行委員長として丸10年が経過し、フード連合の会長となり新たなチャレンジのスタートとなりました。フード連合に加盟する、約270組合、12万人と一緒に、組合員の幸せ実現と会社の発展の両立に向けて、粉骨砕身、力を尽くして参ります。
270の加盟組合には、それぞれ素晴らしい個性があります。労働組合としての歴史や風土、事業環境や労使関係、地域性や産業特性など、二つとして同じ組織はありません。私も含めた本部役員が役割発揮に力を尽くすのはもちろんのこと、業種別部会や地区協議会が両輪として機能し、互いのリスペクトも背景とした、相乗効果にも繋げられればと考えています。
初投稿ですので、今回は私自身のトップスタンスを共有できればと思います。
私は、「ボスではなくリーダー(*1)」として、「監督ではなくキャプテンとして(*2)」会長を担いたいと思います。
*1:イギリスの有名百貨店であるセルフリッジズの創業者によるリーダー論(添付画像参照)で、10年位前から使っていて、特に若手や中堅層の組合員から共感をいただくことが多いです。私は、「ボスは『私は』と言うが、リーダーは『私たちは』と言う」や「ボスは『恐怖を与える』が、リーダーは『熱意を持たせる』」が特に気に入っています。
*2:こちらは、津崎オリジナルの表現です(笑)。リアルな戦況が見えにくいベンチから指示を出す「監督」ではなく、時としてフィールドの中で仲間と一緒に走り回りながら指示を出す「キャプテン」でありたい。というイメージです。是非、様々な場面で、単組課題や、部会・地区協などの組織課題など、教えていただけたらと思います。
また、日頃から「職場の心理的安全性を高めるべきである」と経営層に主張する労働組合の上部団体である(フード連合の総本山である)本部職場だからこそ、「言いたいことが言える」「やるべきと思うことがやりたいと言える」そんな、明るくて真剣な職場風土であり続ける必要もあると考えています。
現場に行かなければ見えないことがあるし、本音で話さなければ気づけないことがあると思います。三現主義(現場・現物・現実)も大切に、机上の空論ではない産別運動の実現に向けて、一緒に頑張りましょう!
最後になりますが、この「会長の部屋」では、フード連合のイベントや行事の様子や、私自身の産別運動への想いや経験談などについて、少しでも分かりやすく、少しでも参考になるように、想いも込めて、月1回以上のペースを目標に、ペンを走らせたいと思います。
それでは、次回の投稿でお会いしましょう!
フード連合 会長 津崎暁洋