投票率
第50回衆議院議員選挙が間近に迫ってきました。
これまでの衆議院議員選挙の投票率を調べてみると、投票率が低かったのは、直近3回の選挙です。
第47回(2014年 安倍内閣 )52.66%
第48回(2017年 安倍内閣 )53.68%
第49回(2021年 岸田内閣 )55.93%
一方、過去最高の投票率は、半世紀以上前の第28回(1958年 岸 内閣)76.99%です。
以降、増減はありましたが、1990年頃は、まだ70%を超える時もありました。
第39回(1990年 海部内閣 )73.31%
第38回(1986年 中曽根内閣)71.40%
第36回(1980年)大平内閣 )74.57%
投票率によって与野党の獲得議席に変化はあるのでしょうか?
<投票率が低い>
第47回 議席475 与党326(68.6%)野党149(31.4%)
第48回 議席465 与党313(67.3%)野党152(32.7%)
第49回 議席465 与党293(63.0%)野党172(36.9%)
<投票率が高い>
第39回 議席512 与党275(53.7%)野党237(46.3%)
第38回 議席512 与党300(58.6%)野党212(41.4%)
第36回 議席511 与党284(55.6%)野党227(44.4%)
選挙制度の違い(中選挙区・小選挙区)はありますが、投票率が高ければ与野党の獲得議席数は拮抗しています。
因みに、過去2回政権交代があった際の投票率は、約70%でした。
第40回(1993年)67.26% 連立政権誕生
第45回(2009年)69.28% 民主党政権誕生
「与党を過半数割れに追い込み、今の政治をリセットする」そのためには、やはり投票率を上げることです。
合言葉は「投票に行こう」です。
フード連合 会長 伊藤敏行